長期優良住宅の損得

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先日の日経新聞に「長期優良住宅」の損得見極め。なる記事が出てました。
今まで長期優良は手掛けたことがないので、よく読んでみました。

この制度の一番のメリットは税制優遇なのでしょうが、この記事の中で気になった点がありました。

中古住宅で適正な価格が付くことへの期待感。
これは今の不動産事情では急激な変化がない限り厳しいような気がします。
以前手掛けた住宅が売りに出ていた価格が、土地900万円ほど、当時の住宅の施工費が約2500万円。この住宅が築6~7年で2000万円を切る価格で売り出されていました。
土地の価格は大きく変わらないでしょうから、建物の価格がこの築年数で半額以下です。
どうでしょう・・・あくまで期待感ですもね。

認定を受けるために書類審査のみで良いのも疑問です。
現場検査が義務でないと、施工中のミスがあった場合はわからないで終わってしまいます。

施工費が平均100万円UP。
ハウスメーカーは長期が標準として売っている会社が多いようですが、これは間違いなく工事金額に含まさっているはずです。
お客様それぞれの控除額を試算して、選択してもらう余地があっても良いと思います。

住宅ローン減税が100万円多い。
この100万円分のメリットを得られるのが、フラット35Sで試算して、6800万円の借り入れが必要だそうです。
これは各々の控除額がどの程度かにもよるでしょうが、じっくり試算しないと思いの外、メリットの無いものになってしまう危険もあるという事でしょうか。

自治体独自でやっている、住宅を建てるだけで補助金が貰える制度の方が、煩雑な手続きもなく、お客様にとってもありがたいものだと思います。

 

 

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